The Beatles「She Loves You」をどこよりも分かりやすく徹底解説!これが究極の三角関係だ?!

She Loves You とは?

ビートルズ(The Beatles)が1963年8月に発表した4枚目のシングル、

「She Loves You」

この曲は時に「最高のラブソング」と呼ばれます。

本稿ではその理由について掘り下げていきたいと思います。

ポイントは

・決して交わらない三角関係

です。細かく見ていきましょう。

リリース

1963年8月23日

録音

1963年7月1日

解説

とにかく印象的なイントロ

ジョンとポールの共作。まず冒頭のリンゴが叩くドラムフィルインにいきなり度肝を抜かれます。すかさずその後に、ジョンとポールの声であの「She Loves You、Yeah Yeah Yeah!!」というコーラスから始まります。あまりに聴きなれていると流してしまいますが、この歌詞ちょっとおかしいですよね。

She Loves You,Yeah Yeah Yeah! →彼女は君を愛してる!イエー!イエー!イエー!

She Loves Me(彼女は僕を愛してる)だったらその後の「イエー!」三連発も分かるのですが、彼女が愛しているのは自分ではなく「君」なのです。

愛されてるのは僕じゃない、イエー!イエー!イエー!

そもそもこの主人公は「誰」なのでしょうか。

「彼女」と「君」、それぞれどのような関係なのでしょうか。

最初のAメロの歌詞を読んでみます。

失恋したって思ってただろ

昨日、彼女に会ったんだ

あの子が考えてるのはお前のことだよ

俺にそれを伝えてくれっていうんだ

ほう。

なるほど。

主人公(仮にA君)は、友達(B君)に語りかけているようです。(「失恋したって思ってるんだろ?」と。)

どうやら前日、B君の元カノ(C子)に会って、伝言を頼まれたんですね。

「私、B君のことがやっぱり好きなの。。自分から言えないから、A君からB君に伝えてくれない?」

ってな具合に。

さらに歌詞はこう続きます。

彼女は君に傷つけられたけど

君はそんなことする人じゃないって言ってたぜ

プライドが傷つくかもしれないけど

ちゃんと謝れよ

B君はクズ、C子もクズ、誰にも愛されない俺(A君)はもっとクズ!

繰り返される「喜べよ、あ?」

サビの歌詞さえなければ、

ただひたすらに痴話げんかを仲裁しているかわいそうなお人よしの歌で済むのですが

そうはいきません。冒頭から執拗なまでに繰り返されるフレーズはコレです。

「She loves you,yeah yeah yeah!」の狂おしいシャウトの後に

With a love like that,you know you should be glad.

と何度も出てくるんですよね。

With a love like that,you know you should be glad.

With a love like that,you know you should be glad.

With a love like that,you know you should be glad.

つまり、

あんな風に愛されてうれしいに決まってるよな

と繰り返してます。

なんだか、うらやましそうですね。

どうしてA君は「C子から愛されるB君」が羨ましいのでしょうか?

あの子に愛されるなんて、お前良いよなぁ

そう、

A君もC子が好きなんですよ。

この曲がリリースされたのは冒頭に書いた通り、

1963年でもう50年以上前です。

ですが、

こんな倒錯した三角関係はよく聞く話ですし

もしかしたらアナタの身にも覚えはあるのかもしれません。

「She Loves You」まとめ

タガが外れたように叫ばれる

「She Loves You,Yeah Yeah Yeah!」は、

嫉妬に狂いそうな男の逆ギレの叫びなんですよね。

よく英語の授業で「三人称単数のs」を覚えるために使われるこの曲ですが、

それどころじゃないんだよ、先生。

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