ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)とは?
概要
活動時期:1970年から
主要メンバー:
ジェフ・リン(ギター、キーボード)1947年12月30日生まれ
特徴
通常のバンド編成に加え、ストリングス隊もメンバーとして参加しているのが独特です。
シンセサイザーなども取り入れたサウンドは、世界中でヒットを記録し
日本でもドラマ「電車男」(2005年フジテレビ)の主題歌になるなどして話題でした。
主要メンバーのジェフ・リンは大のビートルズ・フリークで1993年の「ビートルズ・アンソロジー」シリーズにはプロデューサーとして参加していますし、
ボブ・ディランとジョージ・ハリスンが組んだ覆面バンド「トラヴェリング・ウィルベリーズ」のメンバーでもあります。
代表作
①4thアルバム「エルドラド」(1974年)
架空の国「エルドラド」を描いたコンセプト・アルバム。ルイス・クラークという指揮者をストリングス・アレンジに迎えて製作されました。
バンドとストリングスの融合がありがちな「とりあえずストリングスいれました」的な雰囲気で終わっておらず、
互いに魅力を引き出しあっています。
②8thアルバム「ディスカバリー」(1979年)
ストリングス担当のメンバーを全員解雇。オーケストラのストリングス隊を招いて作られました。
ジェフ・リンがこの時期に再婚したこともあり、美しいラブ・ソングが目立つ作品で
ELOの作品で一番のセールスをあげています。
ビートルズとの関り
1995年に始まった、ビートルズのドキュメンタリービデオ・ブック・音源の再総括プロジェクト「アンソロジー」。
ジェフ・リンはこの作品にビートルズのメンバーとともにプロデューサーとして参加しました。
「アンソロジー」にはこれまで未発表だった音源に加え、ジョン・レノンが残したデモテープに
ポールマッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの三人がオーバーダビングを施し新曲を作り上げるという企画があり、
その新曲「フリー・アズ・ア・バード」のプロデューサーに大抜擢されたのです。
まとめ
ELOは1970年代のアメリカでもっともヒット曲を生んだバンドとされています。
「電車男」のテーマソング「トワイライト」だけではない、ELOの魅力をぜひ楽しんでください!