【ビートルズのライバル⑦】ゾンビーズ(The Zombies)が最高すぎる件。そのクール・サウンドの秘密を解説!

ゾンビーズ(The Zombies)とは?

オデッセイ・アンド・オラクル

概要

活動時期

1961年から1967年、1990年から1991年、1997年、2004年から現在

主要メンバー

ロッド・アージェント(キーボード)1945年6月14日生まれ

コリン・ブランストーン(ボーカル)

クリス・ホワイト(ベース)

活動

1961年にイギリスで結成。

1964年シングル「シーズ・ノット・ゼア」でデビュー。これがいきなり大ヒットします(全英12位、全米2位)。

当時ビートルズを筆頭に世界中で起こっていた「ブリティッシュ・インヴェイジョン」の一つとなります。

1968年4月19日に発売したセカンドアルバム「オデッセイ・アンド・オラクル」が音楽的に飛躍した姿を見せますが、レコーディング時にメンバーの人間関係が悪化。リリースと同時に解散してしまいます。

1969年シングル「ふたりのシーズン」が大ヒット。

時折、再結成を行っていましたが、2004年以降は継続的に活動中で、日本でもCMソングなどでもよく耳にします。

代表作「オデッセイ・アンド・オラクル」

ゾンビーズといえばコレ!というくらい、有名なこちらですが、12曲中9曲がアビー・ロード・スタジオ録音されていて、ビートルズとの縁も感じる作品です。

メロトロン・ハプシコードを使うなどして、他のバンドとなる違う魅力を提示。バンド自身のプロデュースながら、「This Will Be Our Year」で聴かれるようにホーンセクションなども導入していて、多様な音楽センスを漂わせています。

また、ロッド・アージェントが弾くエレキピアノの涼やかな音色。彼のおそらくジャズを経由した7thなどのコード感はとても偏差値が高いです。そのサウンドとコリン・ブランストーンのハイトーンボイスが紡ぎだす音世界は、ビートルズに引けを取りません。

ぜひ楽しんでください!

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