稀代の人気バンドザ・ビートルズ(The Beatles)。
彼らと常に対で語られるのが1963年デビューのロックバンド
ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)です。
イギリスを代表する最重要バンドであるのにもかかわらず、
ビートルズと比べるとやや分かりづらく、
とっつきにくい印象がありますよね。
「でも何か良さが分かるようなアルバムを教えてくれ!」
というアナタにまずは本稿ではまず3枚おススメしたいと思います。
結論、
①「Let It Bleed」
②「Beggars Banquet」
③「Exile On Main Street」
↑の三枚から入れば間違いありません。では一つ一つ見ていきましょう。
Let It Bleed
リリース:1969年12月5日
録音:1968年11月16日-17日・1969年2月10日
おすすめ理由:代表曲「ギミー・シェルター(Gimme Shelter)」から始まるマスターピース的作品です。ストーンズの創始者ブライアン・ジョーンズが在籍した最後のアルバムとなります(ブライアン・ジョーンズは本作の制作中に脱退。)。脂にのった「これぞストーンズ!」といえる独特の粘っこいグルーヴ。バンドの演奏を楽しむことが出来ます。
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同時期のビートルズのアルバム:Abbey Road(1969年9月26日リリース)
Beggars Banquet
リリース:1968年12月6日
録音:1968年3月17日
おすすめ理由:サイケ・ロックブームに沸く世界を逆手に取るように原点に立ち返ったアルバムです。ジミー・ミラーというプロデューサーが向かい入れられ、この後ストーンズの黄金期を共に築いていくことになります。「Sympathy For The Devil(悪魔を憐れむ歌)」から始まりますが、全体的にはアコースティックな曲も多く聴きやすいと思います。徐々に崩壊に向かっていくビートルズとは対照的に、ストーンズは自らのオリジナリティを一気に獲得していきます。
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同時期のビートルズのアルバム:The Beatles(1968年11月22日)
Exile On Main Street
リリース:1972年5月12日
録音:1970年6月16日ー1972年3月25日
おすすめ理由:ストーンズがツアーの合間などを縫いながら約2年の歳月を費やして制作した初の2枚組アルバム。18曲67分と長尺ながら聞き手を飽きさせないソングライティングと演奏はさすがの一言です。カントリーやブルーズなどストーンズがこれまで取り込んできた音楽が、「ごった煮」状態で放り込んでありとても楽しいアルバムと言えます。ギターのキース・リチャーズは「初のオルタナティヴ・レコード」と呼んでいて、さもありなんという感じですかね。
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同時期のビートルズのアルバム:なし(1971年に解散しています)。
メンバーが覚えにくかったり、キャッチーな曲が少なかったりであまり聞きなじみがない音楽となっているかもしれませんが、ビートルズの魅力に気づいたら次はストーンズに挑戦!してみてはいかがでしょうか。